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勉強会のお知らせ

次回は2024年2月頃を予定しております。

全国または道内及び当別町において風力発電がどのような状況になっているのか、またゼロカーボンに向けて当別町ではどのような取り組みが行われているかについて報告をしてもらい、この町にとって最適なエネルギーを考えていきましょう。

当別町再エネ勉強会案内11月 

私たちは再生可能エネルギーに賛成です。
ただ、無責任な開発には反対です。


利権や金儲けのためにこの町の自然と健康を犠牲にしない

大企業や海外資本による「儲けのための再エネ」ではなく、この町の「豊かな自然を壊さず、地元に還元される再エネ」を作っていきたい。

いま各地で問題になっている再エネは、FIT制度に便乗した売電目的の発電事業です。発電された電気は地元には供給されません。

風車や太陽光パネルが設置される場所では造成や除草剤の散布により生態系が壊され、土砂災害の危険が迫り、健康被害も心配されます。

発電設備や送電線、変電所がどんどん増え、電磁波や低周波による健康被害がおき、景観が大きく変化します。

石狩ブルーの海を望む自然豊かな地域で、そこに住んでいる人や生きもの健康や安全が守られ、自然や景観が壊されない再生可能エネルギーへの転換を一緒に考えていきましょう。


エネルギーの地産地消に向けて

北海道は以前、国策と大資本により石炭を掘り本州に送った。多くの住民が犠牲になり、掘りつくされた地域では自然が崩壊し町は廃墟になった。今また、北海道から本州に電力を送るため、大自然と環境を破壊し住民の健康に不安を与えようとしている。

再エネの最大の利点は地域循環型が可能なことです。

地元で作り地元で消費する。
地元で生産されたエネルギーを地元で消費すれば、送電ロスの削減によりコストの削減と安定供給につながります。

資本も人材も企業も地元の資源を活用し、当別町で持続可能な地域社会を作っていきましょう。


北海道の西岸に沈む夕日の美しさを
未来のすべての子供達に残しておきましょう。



手遅れになる前に、多くの町民に関心を持ってもらいたい。
いま反対しないと手遅れになる。


西当別巨大風力発電事業計画について

この風力発電事業の問題点

自然や景観への影響
・自然環境への影響により動植物の生態系が壊される
・生態系の変化により居住地や農地で鳥獣害虫被害が懸念される
・土砂災害や河川への汚濁が心配される
・120mの山に160mの風車が12基並び、景観が損ね街の魅力が半減する

無責任な事業実態
・土地の買収や環境アセスが中国系資本と関係が深い事業者が行っている
・合同会社では事業の転売が計画されており今後も転売を繰り返す可能性がある
・説明会が不十分で特にマイナス面については教えてくれない

暮らしとの近さ
・居住地、農業工業地、レジャー施設までの距離が近く健康への影響が懸念される
・倒壊事故、落雷による火災が心配される
※低周波の影響を低減するには15kmの距離が必要(フィンランド環境医学協会調査)

地元のメリットの少なさ
・ここで発電された電力は私たちは使うことはできない
・地元のメリットは固定資産税の税収のみ


事業用地に関する心配事
中止が決まった小樽余市(2023年6月発表)、宮城県丸森町(2023年5月発表)は国有林を利用した国からの借地です。
当別町事業は民有地を買った土地です。
既に相当の投資が発生していることは中止を困難にする要因なると考えます。

当別町事業の民有地はどんな土地
開業しないまま放置されていいたゴルフ場や元農地。既に転売も行われ実勢価格も上がっているようです。


計画進捗の概要

当別風力発電スケジュール表


これまでの経過

2020年8月 経産省が配慮書を受理 縦覧案内や説明会はなく町民は誰も知らない
2021年4月 環境影響評価方法書説明会(参加50名弱)
2021年7月「風力発電を考える町民の会」発足、署名活動等開始
2021年夏 コロナ禍で説明会中止
2021年8月 町議会に陳情書提出(署名336筆)
2021年10月 方法書説明会(参加200名、西コミセン)
2021年11月 町長、町議会議員に署名提出(2981筆)
2021年11月 町議会臨時会で当発電事業中止を求める意見書が採択
2021年12月 高市早苗政調会長(当時)へ町長と町議会議員が陳情
2022年1月 町長、町議会議員に署名提出(4801筆)
2022年4月 経産省より方法書に対する勧告発出(知事意見書添付)
2022年5月 町長へ署名(5243筆)と町内会長要請書を提出
2023年3月 ウィンドウパワー社解散
2023年4月 合同会社と水杜の郷(株)にて経過説明会(西コミセン)
2023年6月 合同会社から準備書作成に向けた調査開始の連絡(説明会なし)
2023年9月 当別町長一般質問答弁で容認できないと答弁


西当別風力発電事業の概要

事業者:合同会社石狩郡当別町西当別陸上発電所
事業内容:陸上風力発電事業
資本金:100万円
代表社員:一般社団法人開発44号
職務執行者:石川公大(いしかわこうだい)
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13

○関係企業
農業生産法人 水杜の郷株式会社(用地買収等)2023年3月業務提携解除
ウィンドパワー株式会社(用地転売)2023年3月解散
NS環境株式会社(環境影響評価)2023年3月業務委託契約解除
RSアセットマネジメント株式会社(FIT申請等)
株式会社オリエンタルコンサルタンツ(環境影響評価)2023年4月~

○事業規模
単機出力:4,200kw
設備数:最大12基
発電所出力:最大50,400kw
風車全高:約160m
ローター直径:約120m

○FIT事業計画認定情報
設備ID:D997430A01
新規取得日:2021年3月24日
代表者名:一般社団法人開発44号
所在地:東京都千代田区平河町一丁目3番13号
平河町フロントビル7階
株式会社シリウス・アドバイザリー内
電話番号:03-5843-1991

○FIT認定失効制度
認定から運転開始期限までの期間
西当別の事業は2029年3月までに運転開始できなければ失効する。
逆に言えば、事業者はそれまで頑張る。

電 源 運転開始期間(法アセス対象案件)
太陽光 3年間(6年間)
風力 4年間(8年間)
地熱 4年間(8年間)
バイオマス 4年間
水力 7年間


環境アセス対象の風力発電は、認定から8年を過ぎて


石狩地区で進行中の陸上風力発電事業

石狩地区では約50基の風車が計画されています。
中止された小樽余市事業の風車は27基、
私たちの近くでは倍近い数の計画が進行しています。

西当別風力発電事業 12基
・石狩聚富風力発電事業 22基
・石狩望来風力発電事業 2基
・八の沢風力発電事業 5基
石狩市厚田区聚富望来風力発電事業 8基

石狩当別風力発電マップ

●風車からの距離
風車と町の間にはたくさんの動物たちも暮らしています。騒音や低周波から逃げて町に降りてくることになるでしょう。鳥やコウモリたちの衝突事故は、個体数減少により昆虫類が増えたり、コウモリの死骸からのウィルス伝播なども心配されています。

石狩当別風力発電マップ 距離表示あり

北栄町・六軒町からのからの風景(合成写真)

当別風力発電 風車を合成した阿蘇岩山の写真

関連資料・報道

ドイツのTV番組
「風車から発生する超低周波音」(日本語字幕)


小樽余市風力発電事業中止関連
・小樽市長市長記者会見記録(令和5年6月13日)


・計画中止のニュース


デイリー新潮記事 2023/5/23掲載
「日本の防空システムを毀損する上海電力の風力発電事業」
上海電力と当別風力発電事業に関する記事


国会での当別町風力発電事業に関する質疑
2022年1月24日衆議院予算委員会
高市早苗(当時)政調会長


風力発電による事故や環境破壊の実例

  1. 石狩市 プロペラ落下事故
  2. 浜中町 プロペラとワシの衝突事故
  3. 常呂町 風力発電工事現場
  4. 秋田市 海岸沿いに乱立した風力発電

 石狩風力発電プロペラ落下事故浜中町風力発電バードストライク
 常呂町風力発電工事現場秋田 海岸沿いに乱立する風力発電の風車


関連サイト

風力発電の真実を知る会

全国再エネ問題連絡会

仁木町の風力発電を考える会

石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会

石狩市議「くましろちかこ議員活動日記」

資源エネルギー庁「知ってる?電力の地産地消」

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