第6回町民再エネ勉強会を開催しました

2,025年6月28日(土)、当別町白樺コミセンにて第6回町民再エネ勉強会を開催しました。

今回のテーマ

1. 西当別大規模風力発電の現状と問題点
  ①事業者、法規制、行政それぞれの問題点について考える
  ②再エネ条例の必要性について

2.低周波音測定と健康被害について
  ①秋田県由利本荘市から「騒音・低周波音による被害の報告」ビデオ視聴
  ②石狩周辺における低周波音測定の報告

予想以上に多くの方が来てくれて、準備した資料が足りなくなってしまいました。これで次回多めに準備すると、余ってしまったりするんですよね。

勉強会の様子はYoutubeで見てください。

参加者からたくさんの感想と意見をもらったので紹介します。

テーマ1
①事業者、法規制、行政それぞれの問題点について考える

  • 事業者が何回も変更していることが問題がある
  • 反対するのはよく理解できました。反対の矛先をどこに向けて戦うのか明確に示して頂き具体的な活動(行動)は?
  • 戦略・戦術が良く理解できません。
  • 稼働してからでは遅い。後悔しても遅いと強く思います
  • 現状に対して周知がなされて会場に参加された方に思いが伝わったと判断します。今後の方向性にもふれて頂きたかった。
  • この企画は法律違反が指摘されている。北海道と当別町はしっかりと調査すべきです。政府の見解と答弁を求めます
  • 今までの経緯が事業者の問題点をわかりやすく、明確な言葉で発言されて良かったと思いました。出席された方からの質問に興味深い発言があり町民の熱意が感じました。
  • 行政がもっと動ければ電線の地下埋設など住民や環境を守る方向に導くことができたはず。大切だと思う
  • 条例を制定すればよいのか?町長はどういう立場なのか?海外の事例も参考にして進めて欲しい
  • バードストライクについては全国野鳥の会を仲間に入ってもらう事がまず第一歩。野鳥の会は厚真で計画中の大阪ガスの風発計画を中止させた事例があります。野鳥の会とどの様に接触するか課題では?
  • 行政の役割は今回の当別町の風力の問題点がどの視点から捉えて判断することと考えます。多くの町民が何故反対の声をあげるのか「大切な地域住民の合意」
  • この事に行政の視点がしっかりと捉えているかだと思います。
  • 商社が背景にあると報道されている。電気とエネルギーの問題が金もうけのタネとなっています。是非調査をして欲しい
  • 行政の問題についても丁寧に分かりやすい言葉で話して下さりありがたいでした
  • 有益な情報をありがとうございました

②再エネ条例の必要性について

  • 横出し規定により、条例を作れば町長の権限で事業中止できる。良く分かりました。
  • 住民から600㍍はありえない距離
  • 頑張って!
  • 是非 条例化をして下さい。
  • 町議を通しての発議が早いかと思いますが
  • 当別町も現行の再エネ可能エネルギーを活用促進条例とは別に、景観形成基準を逸脱する再エネ施策を規制する条例制定は必要である
  • 再エネ条例の目的が何であるのか。当別町の景観、地域の保全、暮らしに対する行政の考え、再エネのメリット、デメリットがもたらす生活への影響が町にとって有益なのか、生活している町民にとって有益なのか。私としては条例が町民にとって有益をもたらす条文が書かれていることを期待します。
  • これは必要です。全国的にどの段階まで来ているのか、町民に知らせるべきです。町長と議会は説明会を開くべきです。
  • 当別町の0カーボンについてと、それに伴う条例をハッキリと決めてほしいと限定的は発言について納得しました。法整備の要望について明確な町の対応が知りたいです
  • 有益な情報をありがとうございました
  • 必要性は必須!!

テーマ2
①秋田県由利本荘市から「騒音・低周波音による被害の報告」ビデオ視聴

  • 一住民の声は真剣に聞いてもらえない。残念です。
  • 風車による健康被害について行政は何もしないのか。
  • 国民に寄り添った法律にして欲しい
  • だめーじサポートの会 できているほど障害が出ていることが分かった
  • 事業をしたい為だけの事業者のこじつけ。彼らは健康被害が出ることは分かっているのでうまくかわしたいだけ。
  • 低周波に対する被害が全国で多く発生しているのは事実です。しかし厚労省環境省はこの被害の事実を認めていません。反対の要因としては重要な事実ですが、事業者に対してこの事を追求しても国が認めない事案であり、通り一遍の回答で終始するのが現実です。
  • 風量だめーじサポートの会からの健康被害の声は当事者の生の声が聞けるので参加者へ実情を知るうえで良いアピールになったと思います。
  • 低周波被害、医学的見地から理解できた。骨伝導の被害、耳鼻科の医師の協力も欲しい
  • (ビデオの)音がこもっていた部分がありましたが、下段に字幕スーパーが出ていたので内容が分かりました。健康被害は個々に感覚が異なるため重症か軽症か決められないと思いますが障害を被るのは明確なので国も自治体もしっかりして欲しい
  • 健康被害を聞いておそろしいと思った。被害を言っているのに行政の無責任な対応がひどい。

②石狩周辺における低周波音測定の報告

  • 地道な作業をしている事に感動しています。
  • 良く調べてすごいと思いました。
  • 実際の測定の結果でより具体的にわかりました
  • 測定時に対象被害者がどの様な症状になったか?一つのエビデンスがあれば少しは説得力も出るのでは?
  • 風車音の測定について国の判断基準のあいまいな所の指摘は届いたと思います。実際の測定結果は参加者に響いてくれたと私は普通に感じています。多くの方が私のように感じたと思います。
  • ご苦労様でした。石狩、札幌、小樽の市民団体の協力を得て、ラジオ・テレビ・新聞でも公表して欲しい
  • 騒音測定の結果の説明では、健康被害に通じる内容でした。これからも測定の継続をされるよう望みます。
  • データーは大事なことです。

感想 次回勉強会への要望等

  • 野鳥の会と連携は是非とも実現したい
  • ・メタンの削減  ・条例の作成
  • 理解できないところもあり、ゆっくり聞けたらいいと思いました
  • 2回目の参加です。参加人数が増えていないことが残念です。勉強会の内容は「関心を持っている人」には理解できるかもしれませんが、町民運動に発展させるには関心を持っていない人に関心を持ってもらうにはどうすれば良いか?実はもっと身近で重要な問題なのだ、という事を発信する事が必要だと思います。
  • 兎に角、行政(町)はしっかりと対処して頂きたい。その為にはこの様な勉強会がとても大切で有意義だと思います。条例を作って、何としてもただ金儲けだけの人たちが利するというこの事業計画を白紙にしてひっくり返したい、そういう強い思いです。
  • 携帯でも電磁波の被害が出ている中で、子どもの脳への影響も今後、気になります。やめて頂きたいです。
  • 今回の計画を止めされるには、どこ(誰)を攻めるのか?
  • 攻める手段(武器)は何があるのか?現行以外の攻める武器を新たに創造が必要では?例えば現在我々の手の中にある事業者の数回におよぶ説明会の議事録に攻める箇所はあると思います。
  • 初めて勉強会に参加しました。分かり易い説明で参加して良かったです。参加者の中から「道の公聴会」や「野鳥の会」との強い連携など提案があり参考になりました。
  • この問題に対しては石狩・小樽・千歳・恵庭など道内各地の意見を聞きたいです。
  • 今回の勉強会の説明は、これまでのことの内容が充実されていて充分ですね。会の皆様の結束力に頭が下がる思いです。
  • 当別町の首長に再び、三度訴えて行って欲しいです。
  • 宜しくお願い致します。頑張って欲しいです。
  • 法的背景(再エネ条例に関する発表の詳細または続き)
  • 景観に関する訴訟の前例集
  • 町民の会の活動の全体像と現状の体制
  • 初めて参加したが、健康被害など分かって良かった。家族などにも伝えようと思いました。
  • 改めて、風力発電、メガソーラは要らないと思いました。
  • 政府・行政はあまりにも無責任に感じる。
2025年7月4日 | カテゴリー : 活動報告 | 投稿者 : furyoku-admin