勉強会用参考資料を随時アップしていきます。
NHK北海道 再エネに関する最近のニュース
西当別風力発電の現状と問題点
風車から住居までの距離

北海道で風力発電のバードストライクがニュースになりました。
幌延町の浜里ウィンドファームがバードストライクにより日中の運転を停止することになりました。
ちなみに、鳥がぶつかることを「バードストライク」コウモリがぶつかることを「バットストライク」と言います。私は言い間違えかと思っていました。
環境アセスの調査では「20年で8羽」だったのに稼働後の実態は「2年で11羽」だった。約14倍は誤差の範囲ではないでしょう。この調査方法を作ったのはどんな専門家で、この事業の調査結果を承認したのは誰なのでしょうか?
環境省のコメント
「限られた期間の調査では予測は難しい。調査方法・評価手法の改善が求められる。」
環境アセスの調査と評価は、環境アセス法に則り、認可を受けた調査会社が発電事業者から委託されて行う。住民説明会でも、度々自然環境への影響について意見が出るが、事業者からの回答は「法律に従って進めているので問題ない」ということなる。
今回は、この法律自体に改善が急務だということになったが、再エネ推進の流れの中では同様の問題が他にも潜んでいることが想像できるし、自分の利益優先の人たちを野放しにすれば、温暖化が解消したとしても次の問題が起こることをもっと多くの市民は気づくべきだろう。
このような問題は歴史上何度も繰り返されている。
1950年代にはイギリスの医師リチャード・ドールとオースティン・ブラッドフォード・ヒルが喫煙と肺がんの関係を疫学研究で証明した。
タバコ産業はこれを否定するために、疑似科学的な研究に出資したり、健康リスクを矮小化する広報活動を展開し、科学者への個人攻撃や名誉毀損も行った。
資金力、政治力でタバコ産業の延命を図った。儲けるために。
当時の対立構造はこんな感じでしょう
愛煙家を味方につけたタバコ産業(多数) vs 禁煙運動(少数)
そういえば大学生のころ日本でもF1のブームが始まり、F1カーはタバコのロゴだらけだった。私もマールボロやキャメルやラッキーストライクを吸っていた。F1では1960年からタバコメーカーのスポンサー契約が始まったが2006年にはタバコロゴの表示が禁止された。日本でも1998年にテレビラジオの広告が禁止になっている。
初期には少数意見だったが、時間が経つにつれ証拠が圧倒的になる例は他にもある。
日本では水俣病など公害問題は最たるものだけど、悪いとわかってても損得勘定が優先される。そして被害者になっても少数は見捨てられる。そして繰り返す。
『私たちの望むものは 繰り返すことではなく 変わり続けることなのだ』
こんな歌もありました。
こういうことを繰り返さないことが、地球にとって最良の労りで、環境問題を根本的に解決する方法だと知ってほしい。ほんとは知ってるのかもしれないけど。
「地球のために、未来を生きる子供たちのために再エネやります」と言っていたのに、「儲けが少なくなりそうだから撤退します」もおかしいです。
タバコCMってこんなだったんだ
https://youtu.be/rz20cTDSGG0
https://youtu.be/wq6i8z4qjcY
https://youtu.be/mom5-BqEDYo
https://youtu.be/Ez1CpA46qSs
こちらはトランス脂肪酸
「食べるプラスチック」って呼ばれてるんだよ。
みんな!美味しいもの食べすぎちゃだめだよ。
鈴木勝也 記
2024年12月8日(日)
当別町白樺コミュニティセンター(Zoom併用)
主催:風力発電を考える当別町民の会
この事業は2024年夏に環境影響評価の調査が終わり、準備書の作成が進められている。
準備書の前に住民にフォトモンタージュの確認を行うことが約束されているが、現時点で役場との事前協議は行われていない。
住民説明会で事業者は「貴重なご意見ありがとう」とよく言う。「健康被害が起きたときはすべて責任を取る」と言った担当者は外され約束もなかったことにされる。
巨大な風力発電は、健康被害や土砂災害、動植物への影響や景観の問題など不安が多い事業です。そんな事業を信頼できない事業者に任せることは絶対にできないのです。
・石狩周辺における低周波音測定の報告(鈴木)
・各地で報告されている低周波音による健康被害の訴え
(石狩・望来・当別高岡・東伊豆・秋田由利本庄)
3.当事者参加によるディスカッション
【語られた内容】
頭痛、耳鳴り、めまい、不眠・・・
自律神経を中心とした身体的精神的ストレスは原因の特定が困難です。
因果関係を認めさせることは難しいです。
だから被害者になる前に!対策が必要です!
同居の家族でも症状が出たり出なかったり、個人差が激しい。
低周波音を不快と感じるのは約2.5%
少数でも犠牲者を出さない方法があると私たちは考えます。
利益追求しなくていいのが再エネの最大の利点なのです。