バードストライクと環境アセスの信頼度

北海道で風力発電のバードストライクがニュースになりました。
幌延町の浜里ウィンドファームがバードストライクにより日中の運転を停止することになりました。

北海道幌延町浜里のバードストライク

ちなみに、鳥がぶつかることを「バードストライク」コウモリがぶつかることを「バットストライク」と言います。私は言い間違えかと思っていました。

ユーラスエナジー 浜里ウィンドファーム
環境アセス数値と実際の数値の乖離

環境アセスの調査では「20年で8羽」だったのに稼働後の実態は「2年で11羽」だった。約14倍は誤差の範囲ではないでしょう。この調査方法を作ったのはどんな専門家で、この事業の調査結果を承認したのは誰なのでしょうか?

環境アセス法の改善

環境省のコメント
「限られた期間の調査では予測は難しい。調査方法・評価手法の改善が求められる。」

環境アセスの調査と評価は、環境アセス法に則り、認可を受けた調査会社が発電事業者から委託されて行う。住民説明会でも、度々自然環境への影響について意見が出るが、事業者からの回答は「法律に従って進めているので問題ない」ということなる。

今回は、この法律自体に改善が急務だということになったが、再エネ推進の流れの中では同様の問題が他にも潜んでいることが想像できるし、自分の利益優先の人たちを野放しにすれば、温暖化が解消したとしても次の問題が起こることをもっと多くの市民は気づくべきだろう。

2025年5月10日 | カテゴリー : 活動報告 | 投稿者 : furyoku-admin