【地域電力事例】ドイツ「シェーナウの想い」ドキュメンタリー映像

ドキュメンタリー「シェーナウの想い」(原題:Das Schönauer Gefühl)

南ドイツの黒い森に位置するシェーナウ電力会社は、チェルノブイリ原発事故後の反原発運動をきっかけに市民がつくった電力会社である。ふつうの親たちによる反原発運動が電力の地域独占体制を打ち破り、ドイツ初の自然エネルギー専門電力会社を生んだ。脱原発と自然エネルギーを推進し、現在はドイツ全土16万の顧客に自然エネルギーを供給している。

【映画の紹介】
ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州レラッハ郡にあるシェーナウという小さなまちの住民たちは、1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故を受けて立ち上がりました。
住民たちは、「節電キャンペーン」や「節電コンテスト」をきっかけに、電力供給会社に原発に頼らない電力供給、エコ電力の買取価格引き上げ、節電を促すための電力料金体制の導入を地元の電力会社に要請するも冷たくあしらわれてしまいます。そこで「自分たちで電力会社をつくる」ことを決心したシェーナウの住民たちが、自然エネルギー中心の電力会社を設立するまで軌跡を辿るドキュメンタリー映画です。