風力発電の電柱と町の景観

2024年3月営業が始まった石狩市八の沢風力発電、当別町との境界沿いに5基の風車が稼働している。
出力21,000kW(ゼネラル・エレクトリック社製 定格出力4,200kW×5基)

ここで発電した電力は、当別町栄町の変電所に送電され、そこで北電の送電網に接続している。

風車による景観への影響は日本各地で問題になっている。先日、上当別の畑に囲まれた道路を通っていると、道路の両脇に電柱が立っているのが気になった。片方の新しめの電柱はひときわ大きく圧迫感を感じるほどで、八の沢ウィンドファームと書かれていた。

いま私たちは、当別町内で計画されている大規模風力発電事業に反対する活動を行っている。
事業者が信用できないこと、自然破壊や健康被害が反対する理由だが、当別町のどこからでも見渡せる稜線に常に回転する大型の風車が乱立することにより、長閑な田園風景がなくなることも大きな理由のひとつである。

町の景色は、その町の歴史や文化に関わる重要な資源であり、誰かの一時的な金儲けのために壊されてはいけない財産である。

長閑な田園風景に、ひときわ目立つ電柱が人知れず立ってしまったことをとても残念に思います。

2024年11月2日 | カテゴリー : 活動報告 | 投稿者 : furyoku-admin